どうも、坂津です。
プリミティーヴォよりもジンファンデルが好きです。
思い込みってありますよね。
値段を知っている料理は美味しく感じたり。
3万円、7,500円、2,000円のシャンパンを、ラベルを隠して飲み比べしてみたのですが、見事にすべて外しました。
味音痴なんですかね。
そういえばプラセボ(プラシーボ)効果というのがあるらしいです。
正露丸を万能薬と信じてる人は、正露丸で頭痛が治っちゃうようで。
信じる者は救われる、というのはこのことを言っているのかな、と思います。
誰かに救われるのではなくて、自分自身が自分を救うんだってことですね。
おっと、てことは自分自身を殺すのも自分だってことですね。
もちろん物理的にって意味じゃないですよ。
自分の価値を活かすも殺すも自分次第ってことです。
中学二年生あたりの少年少女が持つ、根拠の無い万能感や特殊な世界観も思い込みの一種ですね。
いわゆる「中二病」てやつですか。
重度の中二病を患ったことのある人は、当時のことは振り返るのもおぞましい黒歴史だと思っているケースが多いようです。
でもそういう人の創話機能は極めて優れていると思うんですよね。
脳内では異世界に住みながら、実体は現実世界のルールに従っているので数々の矛盾があるはずなのに、それのつじつまを合わせながら生きていく。
なかなか出来ないですよ。
現実と向き合う方がよっぽど楽ですもん。
よくアニメなんかである表現ですけど、すごい勢いで走っていて、その先は崖なのにそのままの勢いで空中を走り続け、ふと地面が無いことに気が付いてから落ちるシーン。
この表現が違和感なく受け入れられている時点で、実は私達は思い込みの効果を元始的に理解しているのかもしれないですね。
薬物依存なんかも、最終的には思い込みとか自己暗示が成功すれば断てるんでしょう。
清原がんばれ。