どうも、坂津です。
言葉の表現で、物事の程度を言い表すことがあります。
例えば『超ド級の』とか。
元々はイギリス海軍に『ドレッドノート』という巨大な戦艦があり、それが由来だそうです。
このドレッドノートぐらい大きい戦艦のことを日本が、ドレッドの『ド』に『弩』の字を当てて『弩級艦』と呼称したのが始まりなのです。
つまり『超ド級』とは『巨大戦艦を超える大きさ』と言う意味なんですね。
こんな感じで、◯◯級という言葉を使うことでその事象の程度をより具体的に表現することができます。
今回は、私がいつも使っているものをいくつかご紹介しましょう。
■煙級
例えば寒いギャグや意味の無い話を聞かされたときに使います。
昇るばかりで下ることがない煙を『くだらない』に掛けて用います。
「え?それで終わり?うわ、マジで煙級」
■テロル級
例えば車内で放屁された場面などで使います。
しかもそれが究極に臭かった場合、その強烈さを表現するために用います。
「何食ったんだお前コレ完全にテロだぞ、テロル級だ!」
■大気汚染級
例えば空気を読めない人の言動によって場の空気が悪くなった状況で、その激しさを表現するために用います。
「あいつの一言で大気汚染級に空気が悪くなってさ、もう最悪だったよ」
■ダイソン級
例えば合コンなどで、あからさまに人気が集中して注目を独り占めしている奴の吸引力を表現するために用います。
「おいおい、ダイソン級が来るなんて聞いてねぇよ・・・」
■スパルタクス級
普段は自分のコントロール下にある肉体が、突然言うことを聞かなくなった時に使います。
例えば激しい便意など、最早一刻の猶予も無い場面で反乱の苛烈さを表現するために用います。
「この腹痛がスパルタクス級であること、そしてトイレまでの距離、それらを合わせて計算すると結論はひとつ。間に合わない」
■洗顔料で歯磨き級
例えば卑劣な罠にハメられ凄まじい逆境に身をやつしたものの、よく考えたら罠でも何でもなくて単なる自業自得であり、怒りのやり場がない場面で用います。
「プロアクティブの味、知ってる?」
とりわけ日常的に使いやすいものばかりを集めてみました。
個人的な感覚はなかなか他人に伝わりにくいものですが、このように言葉を駆使すればそこそこに理解してもらえます。
皆様も是非ご利用ください。