『かなり』

干支に入れてよ猫

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居酒屋『ラブやん』

どうも、坂津です。

ここ数日のことですが、私の愛する妻ラブやんがちょっと体調を崩しておりまして。

 

妻「寒い・・・気持ち悪い・・・」

私「お布団に入って寝ときなさい」

妻「ごはん作れなくてごめんねぇ」

私「気にしなくて良いから寝てな」

 

軽い風邪のようなモンとは言え、やはりお酒は控えた方がいいかもということで、妻はお酒を飲まないようにしています。

そうなると自然に私も飲まなくなります。

 

妻「旦那はお酒飲めば良いんだよ」

私「ラブやん飲まないならいいや」

 

いつも飲んだくれて酔っ払っている私ですが、それは『お酒を飲むのが楽しい』からであって、別に『酩酊状態になりたい』から飲んでいるわけではありません。

もちろんたまには一人で飲みたい時もありますが、本当は妻と一緒に馬鹿な話をしながら飲むのが楽しいのです。

だから、妻が飲めない状態ならば私は別に飲まなくたっていいのです。

 

それが。

 

私「ただいま~。疲れたぁ・・・」

妻「おかえり~!じゃじゃ~ん!」

私「え・・・うわ!なにこれ!?」

妻「最近飲んでなかったからねぇ」

私「居酒屋みたい!すごーい!!」

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盛っ切りもっきりに、和風オムレツに、じゃじゃ麺

しかも全部が低糖質。

 

妻「お酒糖質高いから他で調整ね」

私「逆にお店じゃ食べられない!」

妻「さぁ久々に飲んでおあがりよ」

私「ありがとう!いただきます!」

 

さっきも言いましたが、私は別にお酒を飲むこと自体が好きなわけではありません。

お酒を飲むことでしか入れない世界というか、空気というか、空間というか、そんな領域に身を置くことで得られる愉悦、享楽があり、私はそれが好きなのです。

ただ、その前段階の重要性を認識したことはありませんでした。

 

妻が用意してくれた『自分は飲まないけど私に愉しんでもらいたくて用意したお酒』という超絶特別プレミアムな要素は、普通のお酒を神の雫に変える魔法だったのです。

 

本当は、今までだって妻は私の為にご飯を用意したりお酒を選んだり、色々としてくれていたのですが、いつの間にかそれを『当然』と思うようになってしまっていた私でした。

日常に少し変化があって、それで初めて『いつもの日常の特別さ』に気付く。

 

現代人は変化を嫌う傾向があり、通常運行が当たり前になっていると思います。

そのせいで視点が固定されてしまって、見えなくなる部分があるんでしょうね。

 

妻の体調が悪くなって初めて気付いたなんて情けない話ですが、でもまぁ私なんてそんなモンです。

そろそろ結婚して6年。

鉄婚式を迎える私たちですが、これからもまだまだこんな発見や感動があるんだろうなぁ。