『かなり』

干支に入れてよ猫

【スポンサーリンク】

今更ガンダム無双

どうも、坂津です。

妻が珍しくゲームを買ってきました。 

ガンダムネタですので分かんない方には全く分かんないと思います。

ガンダム無双3

ガンダム無双3

 

妻「えへへ~♪買ったった~♪」

私「な、なんで3からなの?」

妻「150円だったんだよ!」

私「ああぁ~・・・(察し)」

妻「色んなシリーズ観たし!」

 

私たち夫婦は今更になってガンダムシリーズを観始めています。

今年の3月、ファーストから視聴を開始しました。

とは言えこれだけの大作ですから一朝一夕で観終えることなどできるはずもなく、結局のところ9ヶ月も経って未だに未視聴の方が多い状態です。

ちなみに視聴完了はこちら。

・ファースト

・Z

・ZZ

逆シャア

ユニコーン

・00

・THE ORIGIN

 

妻「さて、いっちょやってみっかね」

私「じゃあ後で観戦させてもらおう」

妻「チュートリアルは楽勝だもんね」

私「ほほう。お手並み拝見といこう」

 

そして暫く操作していると、そこそこに操作勘を掴んだようで機体の動きも良くなってきました。

 

妻「ふふん。じゃあ旦那もやってみ」

私「見学させてもらったから余裕だ」

妻「果たしてそう上手くいくかな?」

私「私を誰だと思ってる?旦那だぞ」

 

が、しかし。

 

私「あるぇ・・・?何で?何でだ?」

妻「何で旦那すぐ死んでしまうん?」

私「ラブやんは秒でクリアしたのに」

妻「教えて欲しいかい旦那さんよぉ」

 

まったく意味が分かりません。

妻がプレイしていたときは紙クズのように敵機を薙ぎ倒し蹴散らし撃ち破り爆発四散させていたガンダムが、私がコントローラーを握るや否や、崩れ落ちる側に早変わりなのです。

 

妻「ヒント。機体性能の差は歴然だ」

私「えっ・・・それどういう・・・」

 

私はハッとしてグッとしました。

妻が使っていたのは刹那・F・セイエイが乗り込むダブルオーライザー。 

 

対して私が使ったのはコウ・ウラキが乗るドム。

ガンプラ HGUC 1/144 MS-09 ドム/MS-09R リック・ドム (機動戦士ガンダム)

ガンプラ HGUC 1/144 MS-09 ドム/MS-09R リック・ドム (機動戦士ガンダム)

 

 

妻「なんでわざわざドムを選ぶの?」

私「ドムの一騎駆け格好良いじゃん」

妻「でもすぐ死ぬけど格好良いの?」

私「し、死中に活を見出すんだよ!」

妻「見出せずに燃え尽きてるけども」

 

そもそも、こういうゲームに求めるモノが、妻と私では全く異なるのでした。

 

妻は扱いやすくて普通に強い機体でガンガン敵機を殲滅して爽快感を得たいタイプ。

「圧倒的じゃないか 我が軍は!フハハハハ!」

 

対して私は、扱いにくくて弱い機体でどうにか強敵を倒したいタイプ。

モビルスーツの性能の差が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる」

 

無双ゲーム自体、湧き出でるザコ敵を一掃することで爽快感を得るというのが第一義的なものでしょうから、妻の楽しみ方が理にかなっているのは明白です。

しかし私はどうしても『困難や逆境に敢えて身を投じ、迂回できる壁に正面から立ち向かう』という中2病的な衝動を抑えることができません。

 

結果的に妻のセーブデータはどんどんストーリーが進み、使えるパイロットと機体が増え、機体を改造したり造ったりするお金も溜まり、経験値も溜まり、レベルも上がり、ウハウハ状態。

私のセーブデータは一向にレベルが上がらず使用機体も限られ、毎回崩れ落ちるドムさんを見ることになる。

 

妻「旦那さぁ、もともとゲームが上手い人ならね、そういう楽しみ方もできると思うんだけどさぁ、身のほどってやつをわきまえた方が良いんじゃね?」

私「(*´'Д'):;*.':;カハッ」