どうも、坂津です。
妻と二人で新潟県へ旅行してきました。
↑ここに記事が溜まる予定。
妻「旦那よ、ちょっと」
私「なんだいラブやん」
妻「昨日までの記事だと私たちがバカっぽい」
私「違うのかね?」
妻「違わないけど、もうちょっと、その・・・」
私「知的な面も披露したいのかい?」
妻「私には羞恥心がある」
私「まるで私には無いような言い方だな」
妻「ッ!!?」
私「『あるの?』って目はよしなさい」
『素敵な大人旅』に欠かせないもの、それは知的好奇心を満たすための学習要素です。
脳は胃ほど飢えを訴えません。
だからこそ脳に対する知の栄養補給は
その補給を旅先で行えることこそオトナのアカシなのです。
妻「酒蔵って初めて入ったねぇ」
私「ほんのりお酒の良い香りがするね」
と言うわけで、私たち夫婦が実は『素敵な大人旅』をしていたという証拠をご覧ください。
名入れされた大きな樽。
大人がお風呂として使えるくらいのサイズです。
本蔵の雰囲気がすごく神聖な感じ。
立派な
さぁご覧くださいこのタンクサイズ。
7,167リットルってことは一升瓶3,980本分の日本酒ッ!
と思ったら、実はこれが全部お酒になるわけじゃないとのこと。
こちらのサーマルタンクに入ってるのは、お米と
この中で酵母とかが何か良い感じに働いて、糖化とアルコール発酵が進行するんですってよ。
ちなみにこちらの今代司さん、現在では珍しい木製の樽も現役で活躍しているとのこと。
現在の酒造メーカーさんで木製樽を使っているとこ、数えるほどしか無いそうです。
杉板に竹の
で、お酒を造るのにとても重要なのが『温度管理』なんだとか。
現代では温度計も冷暖房もありますから、ボタンひとつで操作できます。
でも木製樽が主流だった大昔は、どうやって温度管理をしていたんでしょうか。
実はこんな道具を使っていたんです。
上はステンレスや陶器製で割と最近のもの、下は木製でふる~いもの。
温めるときはお湯を入れた
すごい知恵と技術ですねぇ。
んでこちらは
約60度くらいの低温にお酒を晒す工程です。
ちなみに『生酒』という種類のお酒は、この
中はこんな感じ。
壁面にぐるぐる這っているパイプの中をお酒が通っていくんだそうです。
お風呂よりは熱いぐらいのお湯で満たされたお釜の中を日本酒が通り抜ける様子を想像しただけで熱燗が恋しくなります。
私「ほんの少し知っただけなのに、なんだかお酒を美味しく飲める気がするねぇ」
妻「やっぱり知ると知らないとじゃ全然違うよね」
私「さぁ!次もしっかり見学するよ!」
妻「えぇ~・・・やっぱ行くの?」
私「行かいでか!」
新潟県には酒蔵の他にも素敵な施設がありました。
私はここに行きたくて行きたくて仕方なかったのです。
妻「来てしまった・・・」
私「早く入ろう!ホラ急いで急いで!」
妻「ん?・・・ねぇ、私こっちの特別展に入りたい」
私「なになに?うおおおお!」
偶然にもこんな素敵展示が開催されておりました。
撮影はもちろんNGですので、内容は秘密にしておきます。
とりあえず第一話から観直そうと決意を固めた私でありました。
で。
私「さぁ常設展示の方にも行こうよホラホラ!」
妻「はいはい」
私「ああ!なんてこった!中の展示物、撮影OKなんだって!」
妻「良かったねぇ」
私「ほら!何かがピックアップされてるよ!」
妻「ほんとだねぇ」
私「うわぁ!マンガのきほんが分かるよ!」
妻「そだねぇ」
私「あああ!ラムちゃんと鬼ごっこができるぅぅ!」
妻「ごっこって言うか、ラムちゃんて鬼だよね?」
私「ぜぇ・・・ぜぇ・・・つ、捕まえられない・・・」
妻「子供用のアトラクションで本気になるおっさん」
私「む、難しいよコレ・・・何かコツのようなものは・・・こ、これは!」
私「ラムさん好きだぁぁーッ!!」
妻「うるせぇ」
この時点ですでに10を超える種類の日本酒を試飲している私はテンションがおかしいことに。
今回の旅行、3泊4日のうちの、まだ初日でこんな状態。
てゆーか旅行記がもう3記事目なのに、この時点で新潟駅到着から3時間しか経ってないんだぜ。
こうして知的欲求という脳の飢えを満たした私たちは、次に胃袋の空腹を満たす為に新潟の郷土料理を堪能するのでありました。
それはまた、次の記事で。