読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

【スポンサーリンク】

巡り合わせってあるんだねぇ。

あけましておめでとうございます、坂津です。

突発的に発生する、出張という名の強制イベント。

月曜日に福岡へ行くことになりました。

しかも、ラーメン食って通りもん買って、なんて余裕はありません。

分単位のスケジュールが定められた鬼行程です。

そして、社長と同行なのです。

f:id:sakatsu_kana:20170324144448j:plain

 

社長「ねぇ坂津くん、月曜日ってどんな予定?」

坂津「27日の月曜ですね?えーっと、来社が2件あります」

社長「お客さん?」

坂津「いえ、複合機のメーカーさんとシステム会社さんです」

社長「日にち変えられる?」

坂津「まぁ、できると思いますけど・・・」

社長「じゃあ、変えて?」

坂津「は、はぁ・・・(嫌な予感しかしない)」

ー電話ー

坂津「というわけで、申し訳ないんですが、ええ、火曜日で」

坂津「はい、では時間は同じで、はい、はい、すみません」

坂津「よろしくお願い致します。・・・空きましたよ」

社長「やったー!」

坂津「で、私は何をすれば良いので?」

社長「出張についてきて欲しいの」

坂津「はぁ!?」

 

むかし昔そのまた昔、社長がまだ一介の営業マンだった頃、とてもお世話になったお客様が居たんだそうな。

そのお客様はとてもとても我儘で、自分を特別扱いしないところとは取引しないという困ったちゃんらしい。

社長はゆっくり時間をかけてそのお客様と距離を置き、デクレッシェンドなフェードアウトをキメたようだ。

 

と思ったら。

 

お客「よう、元気?」

社長「ゲホッゴホッガハッ・・・たったいま瀕死に・・・」

お客「ちょっと相談があってな」

社長「伺いましょう」

 

このお客様の何が厄介って、持ちかけてくる面倒な相談事の全てが、それをクリアできた時の売上がバカデカイってことなんです。

それはそれは本当に神経をすり減らしてその案件のみに集中すること数ヶ月、みたいな覚悟で臨まなきゃならないんです。

でも、ガチで売上はデカイんです・・・。

で、社長はそっちに目が眩むんだよなぁ・・・。

 

社長「というわけで、ちょっと相談を聞きに行こうと思う」

坂津「あのぅ・・・なぜ私が同行を?」

社長「だって、一人で行ったらその件の窓口がワシになっちゃう」

坂津「ですよねぇ。つまり私に窓口をやれと?」

社長「違う違う」

坂津「ん?」

社長「窓口だけじゃなくて対応全部お願いね」

坂津「そう来たか・・・」

社長「売上大きいから、仕方ないよね」

坂津「そう・・・ですね・・・」

 

私の胸先三寸で可否を決められる規模の案件ではありません。

成功したときに会社にもたらされる利益の大きさを考えれば、私一人の犠牲で済むなら安い物です。

仕方ありません。

これも、天の思し召しでしょう。

私は電卓を叩きながら社長に言いました。

 

坂津「社長、もしこの件が上手く進んだとして」

社長「うん」

坂津「このくらいの利益が出たとしますね?」

社長「うんうん」

坂津「そしたら、その中からこのくらいだけを、投資に回せませんか?」

社長「それはちょっと大きいねぇ」

坂津「では逆に、この額を決済して頂くのにどのくらいの利益が必要ですか?」

社長「ん~・・・これくらい」

坂津「馬鹿をお言いでないよ!」

社長「ご、ごめん・・・じゃあこのくらい」

坂津「ふむ。ではそれで手を打ちましょうか」

 

さてさて、鬼が出るか蛇が出るか。

とにかくこれで、嫌で嫌で仕方ない出張にも少しモチベーションを感じられるようになりました。