『かなり』

業界には色々ある

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帰宅したら妻からいきなり謝られた

あけましておめでとうございます、坂津です。

妻から驚愕の告白をされました。

タイトルの通りです。

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私「ただいま~」

妻「大変申し訳ない」

私「え?」

妻「旦那よ、本当に心から申し訳ないッ!!」

私「ど、どうしたのラブやん・・・?」

※私は妻のことをラブやんと呼び、妻は私を旦那と呼びます。

 

妻「私は、私はトンデモナイ食わず嫌いだったッ!!」

私「ん?」

妻「ランバ・ラルは良い男、いやイイ漢だったんだね!」

私「は?」

 

ある日帰宅すると、急に妻がファーストガンダムにハマっていたらどうします?

私の場合はとりあえず、狼狽しました。

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妻「今まで馬鹿にしていて済まない!」

私「馬鹿にされてたつもりは無かったけど、どうしたの急に」

妻「ふと思い立って、観たのだよ」

私「そ、そう。良かったね」

妻「旦那がことあるごとに言ってたのにね、観ろって」

私「いやいや、別にそんな気にすることないよハハハ・・・」

 

ピンチです。

どうしよう。

ここだけの話、実は私、ガンダムちゃんと観たこと無いんですよ。

それなのに私は、昭和生まれのオタク男子としてはガンダムくらい押さえとかなきゃという強迫観念によって、いわゆる「観たフリ」をしていたのです。

私は日常会話の中で妻に対し、隙を見付けてはガンダムネタをブッ込んでいました。

 

・妻にペシンッとされたら

「殴ったね!オヤジにもぶたれたことないのに!」

 

・食事中お箸からポロンと落としたら

「こいつ、動くぞ!」

 

黒歴史がバレたら

「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを」

 

・ロト7を買ったら

「当たらなければどうということは無い」

 

・ハズレくじを投げ捨てて

「敢えて言おう、カスであると!」

 

・体重計に乗って

「謀ったな!シャア!」

 

・健康診断の結果を見て

「あと10年は戦える!」

 

そのたびに妻は「なにそれ」と言い、私は「これだからガンダムを観てない奴は」と返していました。

それなのに。

 

妻「これでやっと旦那と話が合うね!」

私「う、うん・・・」

妻「もうどんなネタをブッ込まれても返せるよ!」

私「そ、そうか・・・」

 

言えないッ!

こんなにキラキラと瞳を輝かせながら「ララァが死んだのはシャアが悪い!」と言い放つ妻に対して、私がファーストガンダムを観てないなんて、言えないッ!!

大まかなストーリーとか、登場人物やモビルスーツの名前とか、ある程度の名言ならだいたい分かるんです。

私の周囲の有象無象たちが、まるでそれが正しい日本語であるかのようにガンダムネタを使い倒していたので、自然と耳年増になってしまっていただけなのです。

 

妻「シャアが最後に乗ってたやつ、何だっけ?」

私「ああ、ジオングね」

妻「そうそう!まさか頭が飛ぶとは、驚いたよ」

私(こ、これくらいなら答えられる・・・)

妻「頭が飛ぶと言えばキシリア様ね」

私「う、うん?」(え?キシリアって頭飛ぶの!?)

妻「ガンダム面白いね」

私「そうだね」

 

完全にラッキーでした。

これ以上突っ込まれていたら、さっぱり分からない話題になること必至でした。

 

私「じゃあ、次はZ(ゼータ)を観なきゃね」

妻「うん!観る!」

 

よしキタ!

私、ゼータはちゃんと全話観てるんですよ。

なんとか会話をゼータ寄りに持っていけば助かるぞ!

 

妻「じゃあ、ゼータ借りてくるから、一緒に観ようね」

私「イイね。観よう観よう」

妻「ファーストと比較しながら観ようね」

私「`。*:`( ゚д゚*)ガハッ!」

 

 

この場を借りて謝罪しよう。

ラブやんよ、すまない。

私は張る必要の無い見栄を張り、まるで「ガンダムを観ずんば人にあらず」という驕れる平家のような態度を取り、あまつさえ自分もよく知らない名言を、さも知ったかのような顔で日常的に使い、「どうせラブやんガンダムを観る日など来るものか」とタカをくくっていた。

申し訳ないッ!

 

 

さぁ、この記事を妻が読んだ次の日、私は過酷なマラソン大会に身を投じるわけですが、果たして優しくしてくれるだろうか・・・。