『かなり』

『芸術』の捉え方はそれぞれ

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【1】ネタまみれは伊達じゃない

あけましておめでとうございます、坂津です。

突発的に企画された社員旅行の珍道中記事です。

↓事の発端はこちら↓

↓ざっくり報告はこちら↓

 

 

・瀬戸大橋を渡りたい

すべては社長の一言から始まったのです。

社長「瀬戸大橋を渡りたい」

坂津「ええ、渡りますよ」

社長「じっくり海が見たい」

坂津「ええ、電車の窓からいくらでも見えますよ」

社長「車で行こう」

坂津「は?」

社長「サービスエリアとか寄りたい」

よくよく考えればこの旅行のメインテーマは桐谷さんの送別会ですし、その桐谷さんが妊婦であることを考慮すれば、こまめに休憩ができる車案は悪くない。

自分で運転するなら小回りも利くし時間の調整も可能。

坂津「分かりました。では旅のしおりを修正します」

社長「よろしく!」

全員分の乗車券と特急券の料金より、高速代の方が安くなるだろうし。

その辺も考えての事なんだろうか、社長。

 

とにかく今回の旅行は、3台の車に分乗して移動することになりました。

配車表は事前に作成しております。

意図的に、加納くんと本間さんは同乗しないようになっています。

 

当日の朝、配車表の通りに皆が乗り込んだ車に、社長が1台1袋ずつビニール袋を渡してきました。

「これ、おやつ!」

出発前から遠足の様相を呈してきた旅行がスタートしました。

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配布されたお菓子は、予想通り駄菓子ばかり。

こんな駄菓子を大量に嬉々としてレジに持って行った社長の姿が浮かびます。

 

さて、当日は快晴!

ご存知の方はご存知と思いますが、私は絶世の晴れ男なのです。

天気が良いと運転も気持ちが良いです。

坂津「そろそろ瀬戸大橋です」

社長「マジで?マジで?海見える?高い?」

坂津「ご自身の目でお確かめください」

トンネルを抜けると眼下に広がる青い海。

確かにこれは絶景かな。

社長「降りたい!降りて見たい!」

坂津「じゃあ後続車に連絡をお願いします」

まぁ良いでしょう。

ナビシートに座る人間には携帯を持たせています。

後続車に寄り道を連絡しなければなりません。

1号車は、私が運転手。

助手席には社長と、後部座席には桐谷さんと本間さんです。

 

予定にはありませんでしたが、普通のトイレ休憩だと思って甘受しましょう。

私達は瀬戸大橋の中間にある「与島サービスエリア」に入りました。

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本州から見れば、四国への入り口という役割を担っているようで、四国へようこそ的な雰囲気を醸していました。

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私達がこれから向かうのは高知ですが、この中なら私はだんぜん徳島が好みです。

 

快晴の空に立派な橋が映えます。

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社長が見たいと言った海。

なのに移動販売のワゴン車が売っていたメロンパンに夢中で見やしない海。

せっかくなので一応撮っておく海。

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瀬戸内の島々がよく見えます。

この時はまだ、私は自分の晴れ男能力、別名ソーラーパワーを信じていました。

しかし。

メロンパンを買って満足した社長を乗せた車は高知県を目指して発車します。

香川県に上陸し、南進すること十数分。

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おわかりいただけただろうか。

写真の右側が香川県方面で、左側が高知県方面。

進行方向に怪しい雲が立ち込めているのです。

 

・雪中行軍

 

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ちょっと分かりにくいかも知れませんが、完全に大雪でした。

チェーンは非携行。

もちろんノーマルタイヤ

ただし通行に規制はかかっていませんでした。

速度制限が50km/hになっているだけです。

坂津「社長、ゆっくり安全に進むと、後続車に伝えてください」

社長「雪だね!すごい雪だね!積もるかな!?」

坂津「積もったら帰ります。社長、連絡を」

社長「あい」

坂津「暖房の温度はどう?寒くない?」

桐谷「ダイジョーブでーす!」

本間「こんな大雪見たのひさしぶりー!」

社長「おしっこ」

メロンパン買う時間があったらトイレくらい行っとけやぁー!!

とは言えず、とりあえず無視をしました。

とにかく安全第一でそろりそろりと進み、やっと雪エリアを超えました。

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立川パーキングエリアでトイレ休憩です。

雪は降っていませんが気温は1℃くらい!寒い寒い。

 

ここから先は意気揚々。

好調なペースで高知入りを果たします。

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高知県南国市。

道の駅でお昼ご飯を食べる予定になっています。

11時30分に到着する予定だったところ、11時40分でした。

ほとんど予定通りと言っても過言ではありません。

しかし私の計画力の高さを褒めてくれる人は誰も居ませんでした。

 

さぁ気を取り直して昼食です。

気になるメニューがありました。

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これはもう注文するっきゃないですね。

左下のアニキが「喰ってみろ野郎共ォォ!」と言っています。

1日20食限定と書いてありますが、運良くまだ残っているようでした。

そして待つこと40分。

私以外の全員はすでに完食です。

加納「課長、まだ来てないんですか?」

桐谷「私達もうごちそうさまですよ?」

本間「おかわりしても良いんですか?」

社長「おしっこ」

トイレに立つ社長と入れ替わりに店員さんがやってきました。

「お待たせしました~」の声が普通だったので、きっとこのメニューはこのくらいの時間がかかるのが普通なんでしょうね。

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ようやく邂逅した長宗我部元親丼。

どんぶりの頂上に鎮座するニンジンのかき揚げが、冷たい・・・。

その下に潜むジューシーな卵とじが、ぬるい・・・。

皆を待たせているので急いで食べたい状況にも関わらず重度の猫舌である私への深い深いお気遣いに感謝しながらも、解せない気持ちでいっぱいでした。

味は、まぁ普通。

 

・巨大凧墜落により凧揚げ大会会場から撤収

昼食を終えた私達は旅のしおりに則り、次の場所を目指します。

旧正凧揚げ大会(野市)|行事・イベント|香南市役所

土佐凧は軽くて丈夫で飛翔力があり、日本の郷土凧の中でも傑作

大凧なんてテレビでしか見たことありません。

これはかなり期待して良いんじゃないでしょうか。

イベントとしては、空高く上がった凧に結ばれている袋が開かれ、空中を「引換券」が舞い散るらしいのです。

その「引換券」をゲットすると、景品がもらえるということでした。

私達は満を持して会場に到着しました。

ところが2号車、3号車がまだ来ません。

途中の信号で離れてしまったようです。

まぁ全台カーナビをセットしてあるし、大丈夫でしょう。

 

そしてなんという幸運か!

今まさに大凧が舞い上がる瞬間に立ち会えたのです!

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写真の右下付近、黄色いテントの上にあるのが大凧です。

写っている人が全員後ろ姿ということで、凧の注目度が伺えます。

ゆっくりとテイクオフ。

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強風を受け、徐々に高度を上げる凧。

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青い空に赤い色が映えてよく目立ちます。

素直に「お~すごい~」と声が漏れてしまうほど雄大な凧。

恐らく糸が風を切る音でしょうか、ヒュオーッという音が耳に心地良かったです。

そんな中、心地良くない音が耳に飛び込んできました。

 

「バキィッッ!!!」

 

木が折れるような音。

何が起こったのか全然分かりませんでした。

ただ、凧の形状がオカシイ。

あるぇ?

半分になってる?

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折り紙で鶴を折るときの一手目のような姿になっています。

ここでようやく事態が飲み込めました。

凧の骨が折れたのでしょう。

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恐らくはこの2本の骨が。

凧の骨折など、初めて立ち会いました。

全治何週間でしょうか。

などと呑気に構えていられたのは、私が遠くに居たからです。

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普通に考えればこのまま凧は落ちるでしょう。

しかも、槍投げよろしく先端の骨が剥き出しの部分から降下しています。

どんどん凧と地面が近付きます。

「トッ」

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心地良いほどの刺地音。

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アメリカの独立記念日星条旗のような凧。

まるでそこにそう在ることが当然かのように威風堂々としています。

とりあえず、誰にも刺さらなくて良かった・・・。

 

しかし何に驚いたって、高知県民の皆様。

私たちとしてはかなりの異常事態です。

あわや大惨事という極めて非常な状況です。

それなのに、イベントは普通に続行されるのです。

 

何事も無かったかのように準備されたのは四角い和凧でした。

これも非常に大きいです。

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さっきと同じ仕様のようですが、まさかまた空中骨折なんてこと、ないよね?

凧を支える係りのおじさんが風を待ちます。

そして、ひときわ大きな一陣の風が広場を吹き抜けました!

今だ!

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タイミングよく手を放し、凧を解き放つおじさん。

凧は勢い良く空へ舞い上がります!

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すごいスピードでぐんぐん高度を上げる凧!

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しかし、様子がおかしいのです。

上の写真でお判り頂けるでしょうか?

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引換券が入った袋とは別に、本来はピンと張ってなきゃいけないはずの糸が、たるんでいます。

つまり。

「糸が切れちゃったwテヘ♪」

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私の頭上を高速で通過する大凧。

ここで初めて描かれているのが坂本竜馬だと判りました。

ちょっと納得です。

竜馬は糸の切れた凧のような性格だったと言いますから。

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そして急降下してきました。

土佐の地に帰ってきたぜよ。

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もう落ちます。

写真では伝わりませんが、すごい勢いです。

竜馬もすごい勢いで幕末を駆け抜けたと言いますから、然りですね。

 

そして、竜馬、墜つ。

 

しかし落ちた場所がすごかったんです。

遅れて到着した2号車に乗っていた加納くんが、やっと会場入りしたのです。

その加納くんの目と鼻の先。

ほんの1メートルくらいのところに落ちました。

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写真では確認できませんが、凧の向こう側に加納くんが居ます。

何が起きたのか全く判らなかったそうです。

そして、理解してから青ざめたそうです。

ガクブルしながら加納くんが撮った写真がこちら。

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右下は彼の影です。

もし直撃していたら命の保証はありません。

竜馬さん、加納くんは幕府側じゃないッスよ。

 

 

ちょっと凧で写真を載せ過ぎましたね。

2記事ほどで終わる予定だったんですが・・・もしかしたら3記事分になっちゃうかもしれないですねぇ。