『かなり』

『芸術』の捉え方はそれぞれ

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社長室直属遊撃課

あけましておめでとうございます、坂津です。

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社長「良いの!?一緒に行っても、良いのッ!?」

坂津「社長、近い。圧が。ちょっと、圧が・・・」

社長「ねぇねぇドコ行くの!?ねぇったらねぇ!」

坂津「ちょ、離れて・・・ええい!鬱陶しいッ!」

 

とりあえず突発的社員旅行に巻き込む人をなるべく多くするため、私は可及的かつ迅速かつ速やかに粉をかけまくります。

2秒でポスターを作りました。

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とにかく時間が無いのです。

まずは大雑把にでも旅程を決めなければなりません。

高知県と言えば何だ?

カツオのたたき以外に何があるというのだ!

ウツボ?違う!そんなんじゃない!

あれ?週末に寒波?ええい構うものか!

高知は暖かいという思い込みを創出するんだ!

所詮この世は騙し合い!

 

坂津「社長、週末の件で少し相談が」

社長「何?水着とか持って行く?釣りは?何して遊ぶの?」

坂津「落ち付けッ」

社長「わくわくして眠れなぁーいッ!!!」

坂津「じゃあずっと起きてて良いですから。相談して良いですか?」

社長「どんと来い!」

坂津「今回の旅費なんですが、一応会社のイベントという形式で開催しますので少し経費から回せませんかね?」

社長「え?これ会社の行事なの?」

坂津「何だと思ってたんですか」

社長「お楽しみ会」

坂津「なんでだ」

社長「まぁでも、会社の公式行事にしては、ちょっと急だよね」

坂津「はい」

社長「参加したくてもできない人も居るだろうし」

坂津「はい」

社長「だから会社からお金は出せません」

坂津「ですよね」

社長「ただし」

坂津「・・・?」

社長「社長個人の財布から出る分には構わんだろう君ィ!」

坂津「ははぁーm(_ _)mーッ!!」

 

 

坂津「どうだい加納くん。何か良い感じの行き先、あった?」

加納「そうですね。やっぱり土佐犬と桂浜ですかね」

坂津「そう言えばそんな名物もあったな!でかした!」

加納「あとは坂本竜馬記念館とか」

坂津「おー!旅行っぽい!」

加納「これは偶然なんですが、ちょっと有名な凧あげ大会があるようです」

坂津「よく分からんが何でもブッ込んでしまいなさい」

加納「でも、予算はどうします?」

坂津「スポンサーを見付けてきたから大丈夫」

加納「・・・?あ。なるほど。あとは参加人数の確定ですね」

坂津「ウチの部署と社長は確定だけど、他がねぇ」

加納「あ、あの。課長。僕はちょっと・・・」

坂津「え?何か予定あった?」

加納「いや、別に・・・」

坂津「まぁ無理強いはしないけど、さすがに我々は社長室直属だしねぇ」

加納「そうですよねぇ・・・」

坂津「社長が乗り気だからねぇ」

加納「・・・分かりました」

坂津「ありがとう!助かるよ!」

加納「あと、桐谷さんホントに大丈夫なんですか?」

坂津「本人は“経産婦をなめるなよ”って言ってたけど」

加納「まぁご本人を信じるしかないですね」

坂津「そだね。妊婦は旅行しない、なんてことも無いしね」

 

とりあえず旅行の名目は桐谷さんの送別会を兼ねて、日頃のガス抜きという感じです。

ガス抜きプッチン

ガス抜きプッチン

 

 

表立っての告知は私が行い、あとは社長を含めた面々が水面下でウゴメイテ、参加者は10人程度になりました。

 

坂津「加納くん、人数が決まったんだけど、ホテル取れそう?」

加納「さすがに急だったんで、国民宿舎ぐらいしか・・・」

坂津「まぁそうだよね。部屋が人数分に足りなくても良いから」

加納「はい。何人かは相部屋かもしれません。でも露天風呂ありますよ」

坂津「お、良いね!」

 

よし!これで準備は整った!

 

あとは現地でどれだけうまく立ち回れるか、だな。

 

と言っても私は呑んで食って寝るだけですがね。

土佐鶴酒造 純米大吟醸 720ml

土佐鶴酒造 純米大吟醸 720ml

 

 そうだ、高知県には土佐鶴という美味しい日本酒があるんだった。

 

 

しかしこんな荒技が許されるなんて、ウチの課くらいだよなぁ。

 

たくさんの方から「仲良しな職場だね」というコメントをいただきます。

 

しかし、他部署同士、仕事の性質が違うので少なからず軋轢が生まれます。

事務職は「社内ルールを守らない営業」を責めますし、営業職は「ルールばっかりでお客さんのことを考えない事務」を責めます。

やっぱり他の課に対しての苦手意識とか敵対心とか、あるんですよね。

 

そんな中で永世中立的なのが私の課、社長室直属遊撃課です。

↑私の課についてはコチラ↑

 

社内で発生したナンデモを解決すべく結成された課なのです。

 

↓社長が何を期待してこの課を設立したのかはコチラ↓


そんな仕事内容なので、社長室直属遊撃課はどこの部署からも面倒事を引き受ける立場にあります。

その見返りとして、どの部署に対してでも割と、こちらからのお願いが聞き入れてもらえるのです。

だいたい「いつも可哀相だから言うとおりにしてあげる」みたいな、憐れみと同情による助力を得ているだけですがw

 

 

さて、これから私は今回の旅行用に「旅のしおり」を作らねばなりません。

 

あ、その前にドアを作らなきゃ。

倉庫があるんですけど、物流部署で働いてる人たちから要望がありまして。

「自販機まで行くのに遠回りするのやだ」

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というわけで赤い印のとこらへんの壁をぶっ壊してドアを取り付けます。

こういう日頃の努力があってこそ、何かあった時にみんなが力を貸してくれるんですね。 

 

さぁ、旅行当日はみんなちゃんと協力的に動いてくれよ~(祈)