『かなり』

干支に入れてよ猫

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真田丸奇行、じゃない紀行 その2

あけましておめでとうございます、坂津です。

私たち夫婦が大河ドラマ真田丸」に魅せられてしまい、とうとう幸村ゆかりの地へ足を運んでしまった旅行記の第二弾です。

↓前回の記事はコチラ↓

http://www.kana-ri.com/entry/2017/01/11/113000

※ちなみに、この記事は上記の記事が公開される前に書いていますが、私のエントリのURLがあまりにも規則正しいので「URL発行前にリンクを貼る」ということが可能なんですよ。

 

さてさて、和歌山県九度山町から大阪市内へ移動したところからでしたね。

 

旅先という開放感から財布の紐もゆるんだ私たちは特急を使って移動したため、想定よりも早く大阪入りを果たしました。

しかし逆にそれは「お酒が飲めるお店が開いてない」という事態を招きます。

仕方なく、早くから開いていることを知っている行ったことのあるお店に向かいます。

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チョロっとテキーラでも飲んでる間にお店が開く時間になるでしょう。

というわけでヘルシーなサラダをおつまみに。

r.gnavi.co.jp

そして興が乗ってしまい予定時刻をオーバー。

目当てのお店が満席。

ワインを買い込んでホテルの部屋で酒盛り。

これも旅の醍醐味。だいごみ。

 

待望の2日目!雨!

なんでやねーん!!!

いや、降るとは思ってたんですよ?

でもこんなに・・・?

あわよくば曇りとかで、たまに小雨とか。

そんな私たちの期待をあざ笑うかのように空から降り注ぐ無数のしずく。

いいもんいいもん。

傘持って来たもん。

 

というわけで今日は大阪!

大阪の陣、そして幸村が討たれた地!

巡りますぞ!

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と意気込んで街を歩くと「真田幸村めぐルート」なる看板が。

おお、これは親切だ。

ではまず茶臼山(大坂冬の陣では徳川家康の本陣となり、大坂夏の陣では真田幸村の本陣となった場所)を目指すとしましょう。

 

しとしとてくてく進んでいると、目立つ看板を発見しました。

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幸村が乗ってた馬って白馬だったの!?

白馬でタテガミが黒いとか居るの!?すげー!!

いや、それは良いとして。

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やってきました茶臼山。

山というよりはちょっとだけ土が盛られた丘という感じでしょうか。

それでも戦において、視点が高くなるということがどれだけ有利かを実際に見て思い知りました。

軍の動きと戦局を見極めて采配を振るうには、なるべく広く遠くまで見渡せることが必須だったのでしょうね。

 

その後、一心寺(大坂の陣で徳川軍が陣を張った場所)へお参りしました。

どうもこのお寺は禁酒を誓うことで有名だそうですが、私たちは飲み続けることを誓うのでありました。

 

さてさて次の看板を見つけました。

目指す安居神社はすぐそこのようです。

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今回の旅はここが目的だったと言うのは過言でした。

が、最大の目的の一つではありました。

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ここ安居神社は、幸村が討ち取られた場所なのだそうです。

「幸村公終焉之地」という幟が設置されています。

 

妻「近ッ!!」

私「めっちゃ近いな!」

妻「ここまで退くのが限界だったのかな」

私「こんな近くに居るはずがないと思わせる策だった、とか」

妻「きっと策を立てるような余裕は無かったんだよ」

私「そんな限界状態で“手柄といたせ”は超カッコイイね」

妻「まぁ、九州に落ち延びたけどね!」

私「鹿児島にお墓あるもんね!」

 

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私「やっぱここで討たれたんやろなぁ・・・」

妻「せやなぁ・・・」

私「あ、お守り売ってるで?」

妻「ほな買うとこか」

 

次のイベントは夜。

大阪城プロジェクションマッピングで彩る「戦国・ザ・リアル at 大阪城」です!

公式サイトによると「当日は雨かもしれないからカッパとか用意してね」なんて。

ちゃんと用意してますよー!

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とは言え日が暮れるまでもうちょっと時間がありますね。

ここはひとつ、私たち夫婦らしい場所へ行くとしましょう。

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グランフロント大阪で催されているルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」ですよ!

manga-9art.com

 

あの荒木飛呂彦先生をはじめ、国の内外を問わず巨匠と呼ばれるにふさわしい先生方の「ルーヴル美術館関連」の作品が集結!

もう見応えしかない!

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入口には先生方の巨大な作品パネルが!

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圧巻のラインナップ!

 

そして、展示会場内はもちろん撮影禁止なのですが「撮影OK」のプレートが貼ってる場所が在りました!

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ルーヴル美術館でも超有名な彫像「サモトラケのニケ」の周囲に大量の漫画原稿が舞うファンタジックな演出!

しっかり満足するまで鑑賞しようと思ったら丸1日あっても足りないような展示でしたが、会場内にお手洗いが無いので膀胱の許容量がタイムリミットです。

破裂ギリギリまで堪能しました。

 

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さぁそしていよいよ大阪城に入城です!

気分を真田丸モードに戻して闊歩闊歩!

幸村の兄、真田信幸の鎧などが特別展示されていました。

もっと時間をかけてゆっくり見たかったのですが、17時閉館なんて早過ぎやしませんか殿下!

まぁしかし、早く閉館しなきゃ城内の消灯ができないですもんね。

消灯しなきゃプロジェクションマッピングができないですもんね。

 

と思ってゆっくり特設ステージ方面へ向かいました。

 

が。

 

なんと雨天中止ッ!!

 

こんなことってあるの(TДT)!?

楽しみにしていたイベントが雨で中止になるのは人生で初めてです。たぶん。

 

当日の天気予報が雨なことに歓喜していた運動会嫌いの同級生たちの恨みを今ここで晴らされたのでしょうか。

 

こうなったら私たちに残された道はひとつしかありません。

 

そのたったひとつの方法を取るべく目的地へ歩を進めます。

 

目指すは居酒屋!

いつもならこのモヤモヤはワインで洗い流すところですが、今回はテーマが真田丸ですので和風にキメたいと思います。

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定番のタコわさび、しみしみのブリ大根、香ばしいサワラの西京焼き。

そして日本酒4種の飲み比べ!

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日本酒初心者に優しいとてもリーズナブルなセットでした。

新大阪駅にある「スギノタマ」さん、とっても美味しかったです。

mm-foods.net

 

 

そして勢いのついた私たちは今夜も酒宴を開催するのでした。

 

ちなみに翌朝はあっさりとお茶漬けで胃を休めておきました。

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こちらも新大阪駅にある「だし茶漬け えん」さん。

大変美味しく頂きました。

 

そう言えばこの旅ではおせちっぽいものを食べる予定だったなぁ。

でもいつもイタリアン寄りな食事が今回はほとんど和食系だったから満足だなぁ。

うむ。私のお正月、これで大満足。

 

あとエヴァ新幹線が停まってたので撮ってみました。

最後尾車両。

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あとコックピットが付いている先頭車両。

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ホームは撮影する人々で大賑わいでしたね。

 

真田丸紀行だったはずなのに、なぜか昨日も今日も「紫の電車」で終わるという奇行。

狙ったんじゃないからね!偶然だからね!