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『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

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入社から八ヶ月ほど経過した新入社員の成長がすごい

本間さん 桐谷さん 加納くん

どうも、坂津です。

皆さんは地雷ってご存知でしょうか?

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地面に埋まってて踏むと爆発するやつです。

何が厄介って、普通にしてたらどこに埋まってるか分からないところと、いざ踏んだ時の被害がえげつないところ。

爆発前に見付けても、撤去が難しいそうです。

なのでこんな器具で対処してるとか。

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この球体は風に吹かれて地雷原をコロコロと転がるそうです。

で、地雷の上に乗っかると起爆。

「マイン・カフォン」という名前なんだって。

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全壊はしないので、一球で3~4つの地雷を処理できるとのこと。

 

つまり地雷の処理は「起爆しないように慎重に撤去する」よりも「壊れても良い何かで爆発させる」方が効率的ということです。

 

 

加納「課長、11月分の集計資料ができました」

坂津「早いね!ありがとう。あー、もう12月かぁ・・・」

加納「呆けてる暇はありませんよ。殺到してます、ご注文が」

坂津「嬉しい悲鳴ってやつだね。よし、頑張ろう」

加納「ときに、課長。12月と言えばクリスマスですが」

坂津「そうだね。どうしたの?」

加納「本間先輩にクリスマスの予定を聞いてきてください」

坂津「?・・・うん、いいけど」

 

坂津「やぁ本間さん、はかどってる?」

本間「おなかすきました!」

坂津「それは何よりだね」

本間「クイモノ ヲ ヨコセッ!!」

坂津「はいはい、丸大豆せんべいね」

本間「バリバリバリバリバリ・・・」

坂津(せ、せんべい2枚が一瞬で・・・)

本間「で、何か御用ですか?」

坂津「あ、ああ。特に仕事とは関係ないんだけどね」

本間「ん?なんでしょ?」

坂津「本間さんはクリスマスの予定はどうなってる?」

本間「・・・」

坂津「あれ?本間さん?」

本間「クイモノ オイテ タチサレ!」

 

坂津「か、加納くん・・・本間さんがね・・・」

加納「そんなことより、健康診断の結果って返ってきましたよね?」

坂津「?・・・う、うん。ちょっと前に貰ったね」

加納「その話題で桐谷さんに話しかけてみてください」

坂津「え?なんで?」

加納「課長って、最近痩せられました?」

坂津「ああ、うん。ちょっとだけね。去年より1kg減ったくらいだけど」

加納「そのことを桐谷さんに」

坂津「え?だからなんで?」

加納「あ、桐谷さん!坂津課長がお話があるそうです。僕はこれで」

坂津「え?え?」

 

桐谷「えー、何ですか坂津さん」

坂津「いや、私にも何のことやら・・・」

桐谷「そうですよね。坂津さん、私にキョーミ無いから・・・」

坂津「誤解を恐れずに言えば、確かに興味は無いな」

桐谷「ヒドーイ!モチベーション下がるー!」

坂津「しかし信頼と心配は山盛りだ」

桐谷「そ、そんな言葉で喜んだりなんかしませんからね!」

坂津「そんな反応、誰に教わったんだよもう・・・あ、そういえば」

桐谷「なになに何ですか?」

坂津「近い近い。健康診断の結果って、貰った?」

桐谷「・・・あぁ、はい。モライマシタヨ」

坂津「そうか。まぁ桐谷さんはお母さんだから食生活も気を付けてるだろうし、特に心配もしてないけど、これからもっと寒くなるから体調には気を付けてね」

桐谷「アリガトウゴザイマス。坂津さんは、何か引っ掛かっちゃったり?」

坂津「いや、健康そのもの。体重も1kg減ってたよ」

桐谷「・・・」

坂津「ん?桐谷さん?」

桐谷「坂津さんのアホゥ!!」

坂津「ちょ、桐谷さん!?どこ行くの!?」

 

加納「なるほど、やっぱり予想通りでしたね」

坂津「え?何が?」

加納「“地雷”ですよ。本間先輩と桐谷さんの」

坂津「じらい・・・?」

加納「本間先輩、今年のクリスマスこそは彼氏を作ってラブラブするんだって言ってましたからね」

坂津「あー、確かに言ってた気がするね」

加納「桐谷さんは最近、課長からお菓子を貰っても食べてないんですよ」

坂津「え?そうなの?」

加納「はい。机の引き出しに溜まってます」

坂津「へー。なんでだろ?」

加納「ダイエットだそうです」

坂津「そうだったんだ」

加納「課長、ありがとうございました」

 

■加納メモ

・本間先輩の前で恋愛関連の話題はタブー。

クリスマスやバレンタインなどの彼氏彼女的なのを想起させるワードもNG。

・桐谷さんの前で体重の話題はタブー。

「太った」はもちろん「痩せた」も「スウィーツ」も「食べ放題」もNG。

 

加納「女性は僕たち男性にとっては不可解な部分が大きいですからね」

坂津「そうだね」

加納「何気ない一言が実は地雷ってこと、ありますから」

坂津「うん。痛感した」

加納「課長のお陰で踏まずに済みそうです」

坂津「私は踏んだけどね」

加納「課長は丈夫だから大丈夫ですよ」

坂津「ありがとう。ときに加納くんには、地雷ってあるの?」

加納「特にありませんよ」

坂津「クリスマスは彼女と過ごすの?」

加納「彼女なんていませんよ」

坂津「そっか。せっかく今年は三連休なのにねぇ」

加納「連休は嬉しいですね。趣味に時間を費やせます」

坂津「何するの?」

加納「良い池を見付けたんです。渡り鳥がいっぱい来るんですよ」

坂津「ん?狩猟?」

加納「違いますよ・・・。バードウォッチングです」

坂津「野鳥の会?」

加納「別にカウントはしませんケド、まぁそんなもんです」

坂津「加納くんって意外とレンジャーだねぇ」

加納「人生はサバイバルですから」

坂津「なるほど」

 

本間「坂津課長、コレどーぞ」

坂津「ああ、ありがとう」

本間「課長、桐谷さんに体重の話しちゃダメですよ?気遣いができないとか何とか、すごくご立腹でしたよ?」

坂津「・・・なるほど、肝に銘じとくよ」

 

桐谷「坂津さん、はい、コレ」

坂津「おお、早いね」

桐谷「坂津さん、本間ちゃんにクリスマスの予定とか聞いちゃダメですよ?デリカシーが無いとか何とか、めっちゃキレてたんだから」

坂津「・・・そうか、よく覚えておこう」

 

加納くんが入社してきて8ヶ月。

私をマイン・カフォンとして使用する発想と胆力。

なんとも頼もしく成長してくれています。