『かなり』

干支に入れてよ猫

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衝撃的な出来事を目の当たりにするとまともな思考ができなくなる

どうも、坂津です。

お題「マイルール」

最近ではほとんどしなくなったのですが、昔は日常茶飯事だったのがコンビニでの立ち読みです。

ジャンプだけ買っていて、それ以外の漫画雑誌はほとんど立ち読みでした。

サンデー、マガジン、チャンピオン、ヤングジャンプヤングサンデーヤングマガジンヤングチャンピオンヤングアニマル、今思えばよく読んでたなと感心するくらい毎日毎週立ち読んでいました。

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あれは忘れもしない11年前、いや12年前だったかな。忘れたな。

彼女(現在の妻)との待ち合わせ時までの30分を潰すためにいつものコンビニで立ち読みをしていたときのことです。

 

当時はシフト制の仕事をしていたものですから、平日が休みでした。

その日は水曜日、サンデーとマガジンが店頭に並んでいました。

 

特に読む作品が多くないサンデーを先に読み終え、一歩分だけ右に横移動してマガジンを手に取りました。

ページをめくった次の瞬間。

 

ガシャドカバキャーン!!

 

つい5秒前に私がサンデーを戻した本の陳列棚が、正面の化粧品の棚にめり込んでいます。

本棚をそこまで押し込んだのは白い乗用車でした。

 

車は輪止めのブロックを乗り越え、窓ガラスを突き破り、車体の前半分ほどを店内に侵入させていました。

 

ここでようやく事態を飲み込めた私は青ざめました。

 

もしサンデーに毎週読む作品がもっと多かったら、私は本棚と化粧品棚の間で紙の様にペラッペラになっていたことでしょう。

読むもの少なくてありがとうサンデー!

 

小学館さんに感謝していると、運転席側のドアがガチャッと音を立てました。

私の目の前には助手席側のドアが、本棚の向こうに見えていました。

運転手が降りようとしているようです。

しかしドアのすぐそばに什器があるので開けることができないようでした。

 

私が運転席側に回り込むのと、コンビニの店員さんが来るのは同時でした。

店員さんと二人で本棚や割れたガラスを移動させ、運転席のドアの周囲に空間を作ります。

そしてようやく降りてきたのは40代くらいの男性でした。

蒼白な顔色が本人のショックを物語っていましたが、怪我は無さそうです。

 

三村マサカズさんのようなアロハシャツ

勝俣州和さんのようなハーフパンツ

右足にギプスと手には松葉杖

 

 

ギプスと松葉杖?

 

 

さっきの「怪我はなさそうです」を返せ!

 

私も店員さんも目を丸くして驚きました。

 

店に突っ込んできた車から降りてきた人がすでにギプスをしていた。

何が起きたのかさっぱり分かりませんでした。

 

 

やがて通報を受けた警察官が駆けつけ、私も事情を聴かれました。

 

「店に突っ込んできた車から降りてきた人がすでにギプスをしていた」

 

私はありのまま起こったことを話しました。

すると、先に運転手の人から事情を聞いていた警察官が教えてくれました。

 

「あの人、昨日骨折したらしくて。で、ギプスしてても運転ぐらいできるだろうと思ってそのまま車に乗って来たんだって。駐車するときにブレーキ踏もうと思ったらギプスの足が予想外に太くてアクセルを踏んじゃって、こうなったと」

 

聞いてみれば大したことのない理由です。

しかし動転しているとその回答にたどり着けないものですね。

 

幸いにもこの件での怪我人は居ませんでした。

 

 

私はこのことから「無理な状態で運転をしない」とか「立ち読みをするときは柱部分で」とか、そういうマイルールを作ったりはしませんでした。

 

 

私はすっかり失念していたのです。

約束の時間がとうに過ぎていたことを。

 

当然彼女(現在の妻)は激おこでした。

 

私が設定したマイルールは「約束の時間の30分前には必ず現地に到着しておく」です。