『かなり』

干支に入れてよ猫

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バズると嬉しいけど、問題はそれを妻が読むということ

どうも、坂津です。

ここ最近は無理矢理に1日複数エントリを投稿しておりました。

なぜかと言うとですね。

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じゃじゃーん!

この投稿で継続日数100日達成!

それに合わせて投稿数も200記事達成!

ブログ活動略してブ活を始めてから、半年を経てようやくです!

 

いやー、なんだか感慨深いものがあるぇ・・・?

感慨・・・どこー?出ておいでー?

 

「私の名前は坂津佳奈、感慨を無くしたアラフォーのおっさんだ」

 

嫌だぁー!!

カンガイ欲しいィー!!!

 

かんがい
【感慨】
物事に感じてしみじみとした気持になること。身にしみて感ずること。

 

なぜ私はしみじみしないのでしょうか?

なぜ身にしみないのでしょうか?

 

いや、分かっているのです。

それは私が・・・

 

努力をしていないから!

 

きっと感慨も感動も、心を動かす大きな感情というのは、苦労や努力の積み重ねの大きさに比例するものなのです。

 

私のように毎日毎日テキトーなことをテキトーに打ってテキトーに更新していたのでは、何日続けようが何記事投稿しようが、そこに感動など生まれるはずが無いのです。

これは身から出た鯖。

甘んじて受け入れるしかない自業自得のカルマなのです。

 

でも!私はこの投稿で!このエントリで!感慨深くなりたいのだ!

 

「今日の坂津、なんだか感慨深くないか?」と言われたいのだ!

 

その為に努力が必要なことは分かった!

しかし行ってこなかった努力を今から過去の記事に足すことはできない!

 

ならば!

 

今から努力する他ない!

 

と思っていたら、図らずも努力せねばならない状況に。

 

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昨日(9/12)のエントリが過去最高PVを記録しました。

原因は明らかなのです。

スマートニュースで紹介して頂いたからなんです。

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しかし問題は、私の妻がスマートニュースユーザーだということです。

 

昨夜、仕事を終え帰宅した私は、玄関のドアノブを握った瞬間からピリリとした空気を感じ取っていました。

 

(何かが・・・居る・・・)

 

いや、妻が居ることは分かっているのですが、いつもの優しい可愛いふわふわの妻ではない何者かの気配なのです。

 

私は慌てて今朝から現在に至るまでの自分の行動を振り返ります。

何か気に障ることをしてしまっただろうか?

しかし何も思い当たるいことはありません。

ちょっと体全体が雑巾臭いくらいです。

 

恐る恐るドアを開け「ただいます!」といつもの挨拶をする私。

普通ならそれに「おーかえりー!」とプリティな声が返ってくるはず。

しかし昨夜はそのラブリーボイスがありませんでした。

 

「あの~・・・た、ただいまぁ~・・・?」

「・・・(ぷい)」

 

一瞬目が合いましたが、そのまま顔を背けられてしまいました。

こういうときにはあまり深入りしない方が得策です。

極めて普段通りに振る舞います。

通常運行であればまず帰宅後すぐに入浴し、その間に妻が夕飯を準備してくれます。

私は夕飯が準備されていることを期待しながらリビングの戸を開けました。

 

ある。

 

心の中でガッツポース、そしてその拳を天高く掲げ、我が生涯にいpp

いや悔いだらけなのでまだ昇天はしませんよ。

 

「いただきまーす!」

「・・・(ぷい)」

 

やはりまだ異常事態は続いていました。

いつもなら「召し上がりやがれー!」と元気に陽気な声が返ってくるはず。

 

「・・・あの、わたくし何かしでかしましたでしょうか?」

「・・・(すっ)」

 

無言でスマホの画面を突き付けてきました。

そこに表示されているのは坂津家の本気セッティング写真。

 

「えぇ!?スマートニュースに載ってるの!?マジで!?」

「・・・(ぷい)」

 

歓喜する私をよそに妻はまたそっぽを向きます。

ここで喜んだのはマズかったと瞬時に判断した私はすぐに真顔に戻ります。

戻ろうとします。

しかし無理です。

だって自分の記事がスマートニュースで取り上げられるだなんて。

 

「・・・旦那」(妻は私をこう呼びます)

「なんだいラブやん」(私は妻をこう呼びます)

「わたしの扱いがヒドイ件について」

「そ、そうかな?」

「わたしは旦那にこんな高圧的じゃない」

「そうだよね。うん。そんなこと思ってないよ?そんな風にも解釈できちゃうなんて、文章って怖いね。これからはもっと気を付けて書くよ」

「じゃあ、許す」

「サンキュウ!(堀内孝雄風)」

 

そのあと妻は「ウチの本気がネットニュースに載っちゃったね」と微笑みました。

何気なくニュースをフリックしてたら、見たことある写真を見付けて驚いたのだと報告してくれました。

そして私が夕飯を食べている間中、ずっとスマホを眺めていました。

 

「ごちそうさます!」

「・・・(ぷい)」

 

なんだぁーっ!?

さっき解決しなかったか!?

一体この5分足らずの間に何が起こったんだ!?

 

「あの・・・ラブやんさん?」

「旦那のアホゥ!!!」

 

そう言いながら突き付けられたスマホの画面には本間さんの記事が。

 

うはぁ・・・。

私が三次元女子を苦手とし、妻と二次元キャラ以外には何の興味も無いことは承知のはずですが、それでもやはり旦那が他の女性と食事など、面白いものではないのでしょう。

しかし私はあくまで被害者!

これは不可抗力中の不可抗力、キングオブ不可抗力なのでどうしようもありません。

 

ラブやん、私だって好き好んで行ったわけじゃないんだよ?」

「それは読めば分かるよ」

「じゃあ機嫌直してよ~」

「・・・(ぷい)」

 

一体何が気に入らないというのか。

本間さんとランチを食べた(正確には、食べてる本間さんを見て、私が食べてるときにはもう彼女は居なかったので一緒には食べていない)ことでないとすると?

 

「ピザを食べたこと?」

「・・・(ぷい)」

「火傷したこと?」

「・・・(ぷい)」

「雨に濡れたこと?」

「・・・(惜しい)」

「事務所が寒かったこと?」

「・・・(離れた)」

「雑巾で拭いたこと?」

「・・・(ほぼ正解!)」

「もう声に出して言おうよ」

 

どうにか不機嫌さをキープしようと無言を貫くあまり、ジェスチャーで伝えようとして本末転倒になっている妻に会話を要求します。

 

「帰ったとき、雑巾臭かった?」

「それは大丈夫」

「あっ!分かった!」

 

私は急いで洗濯物置場に駆け込みます。

雑巾臭いということは、それだけ雑菌が多く取り付いている可能性が高いということ。

それをそのまま洗濯物置場に放置するのは気分の良いものではありません。

そこに気付いた私はファブリーズという名の除菌放射器で汚物は消毒だぁー!とばかりにシュッ!シュッ!シュッ!

ワイシャツがしんにょりするまでファブリーズの雨を降らせます。

 

「いかがでしょう?」

「パーフェクッ!」

 

 

 

 

という昨夜の努力をここに書き残し、私は感慨を深めようと思います。

世の中のご主人諸兄には覚えておいて頂きたい。

 

洗濯物は家族みんなの物が一緒になって絡み合います。

今日はひどく汚れたな、なんて日には洗濯機に入れる前にちょっとしたお気遣いをお忘れなく。