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『かなり』

私が感じる「かなり」なことを徒然に。

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自分がデキる奴だと いつから錯覚していた?

思ったこと 遭遇したこと

どうも、坂津です。

坂津です?本当に?

なんだか今日は、情緒というやつが安定していない。 

なぜか?

それは『明け方まで飲んでいて二日酔いと寝不足のダブルパンチ』だからです。

もしかしたら今の私は坂津ではなく、赤芒紫虚(せきぼうしきょ:中学生の頃のペンネーム)なのかもしれません。

なにこの名前リアル中2病じゃん恥ずかしくて死にそうだ。

もしかしたら伽棘棗(かいばらなつめ:高校生の頃のペンネーム)かもしれません。

中2病治ってねぇ!

穴があったら入りたいので誰か穴を貸してください。

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今日はクレーム対応のために、取引先の会社に土下座をしに行きます。

道中は約30分、余裕を持って45分前に会社を出ようと思います。

 

本当は私が行くはずでは無かったのですが、上司に緊急の用事ができたらしく行けないということになり、クレームの原因となった部署の管理職者は多忙のため外出が難しく、土下座バトンは社内をぐるぐると回っていました。

 

実際にミスをしたのはパートさんであり、当人にはすでに上司からお叱りがあったのでその責任は負ったものとして、まさかパートさんを謝罪に向かわせることなどできようはずがありません。

 

そうした状況で、私の頭上をトンビのようにぴーひょろろと周回していた土下座バトンは、やがて獲物に狙いを定めて舞い降りてきたのです。

 

迂闊にも受け取ってしまった私は、どうしても社内にいなきゃいけない身でも無く、会社で一番実務が無いというその身軽さからサルティンバンコにスカウトされ、後方伸身2回宙返り2回ひねり土下座を披露すべく取引先へと出掛けるのです。

 

さて、シルク・ドゥ・ソレイユの一員ならば見事な土下座を実演せねばならず、そのためにはクレームの内容をしっかりと把握しておかねばなりません。

なになに、100個入り一箱の注文なのに、100個入りを100箱送り付けた?

うん、そりゃ怒るね。

 

しかしこれでもう私の謝罪プロットは整いました!

まず土下座。

「この度はぁぁぁ!んまっっ・・・ことにィ!誠に申し訳ぇぇぇぇぇ・・・・」

バッと顔を上げ涙を溜めたおめめでお客様を見詰めること2秒。

「ごじゃいmsんdsひt・・・・ッ」

額を床に打ちつけて5秒。

「・・・」

沈黙で相手の出方をうかがいつつ、次の涙を溜めるべくマバタキを我慢。

 

別に100箱分のお金を貰ったわけでもないし、間違って送っただけだから余剰分を回収して終わり、のはずなので、お客様は「そ、そこまでしなくても」となるはずです。

 

さぁここからが私の腕の見せ所です。

 

何のために15分も早く会社を出たのか。

それは当然「誠意=お詫びの品」を購入するためです。

11時着で土下座開始のところ、10時過ぎに会社を出発。

私の誠意という無形の概念を、菓子折りという有形の物体へ変換する作業。

 

お客様の社員数と男女比、年齢層などを予め担当営業マンに確認。

菓子折りの内容と数量を決めるのに必要な情報です。

 

「おい、なんでこれが100箱も届いているんだ!」

「え、私、ちゃんと一箱って注文したはずです」

「本当だろうな。もし君のミスだったら、買い取ってもらうぞ!」

「そ、そんな・・・」

「それが嫌なら、分かっているだろう?」

「あ、やめてください、私には恋人が・・・」

 

きっとこんな感じで女性事務員が一番ひどい目に遭っているはずですので、その女性が好きそうなスウィーツを選ぶことも忘れません。

 

土下座をする私に「顔を上げてください」と近寄ってきた人に優しく肩を支えられ、ヨロヨロと立ち上がります。

 

「こんなものでお許しいただけるとは思っていませんが・・・」

 

そう言いながらおずおずと、女性事務員が大好物のエクレアとシュークリームをチラ見せします。

こうなればもう先方は口の中のヨダレを飲み込むことに必死で、私は邪魔な存在、早く帰って欲しい人でしかなくなるのです。

早く帰ってくれ、早くそのエクレアを喰わせてくれという思いから、私は真に無罪放免となり、すごすごと余剰分の商品を回収すれば良いのです。

 

そして会社へ電話をします。

小声で、あくまでも小声で。

「お客様は相当お怒りのご様子だ。しかしここで諦めるわけにはいかない。私は許してもらえるまで謝罪を続けるから、帰社は遅くなるかもしれない」

 

この完璧な計略を以って完全なるクレーム処理をし、しかも車でちょっと寝る時間まで作り出すことに成功したのだ!

 

なんという錬金術!坂津の錬金術師とは私のことさ!

 

クレームと二日酔いと寝不足を一挙に解消するこの手腕!

 

ここまで完璧な仕事は私も久しぶりでした。

やっぱりやればできるじゃんと自分を褒めてあげました。

これで上司からの評価も上がることでしょう。

やったね佳奈!偉いね佳奈!

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ん、何? もう!楽しい妄想に割り込んでこないでよ。

 

 

あっ・・・