『かなり』

干支に入れてよ猫

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いつも駄文を垂れ流してるのは平気なのに、あらたまって発表となると恥ずかしい不思議

どうも、坂津です。

笑って許せる誤変換とダメな誤変換ってありますよね。

しょうめい、せいさく、ほけん、業務上で必要だけど同音異義語が複数あって、誤変換したまま書類を提出しちゃうとか、よくあります。

ブログでも結構ありますよね。

大抵の場合には受け取り側の広い心によって許され、または受け取り側も気付かないというケースもあり、特に大問題になることはありません。

しかし誤変換がシャレにならない場合もあるので、よくよくご注意を。

「大欲情」「再交尾」「美しい恥丘」「精子をかけた戦い」「希望の触手」

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詩とは何か。

ただの文章との境界が難しいような気がします。

 

《名・造》

文芸の一つの形態。人間生活・自然観照から得た感動を、一種のリズムをもつ言語形式で表したもの。

 

リズム感のある文章で、感動を表現するのが詩、ということでしょうか?

 

Wikiで「詩」と調べても、なんだか定義付けが難しいようですね。

 

ということはつまり、発表者が「これが私の詩です」と言えばそれは詩だということになりますね。

自由律俳句なんてジャンルの俳句があるくらいなので、この辺の芸術作品については自由度が高いという解釈でも間違っていないようです。

 

なぜこのような事を書くのかというと、「詩を発表」しなくてはならないからです。

発表した後で「こんなものが詩と呼べるか」というクレームを受け付けないための予防線として、私に都合の良い定義付けを行ったというわけです。

 

 

それでは、私の詩を発表します。

 

 

 

『コロ』

 

お隣さんちの犬のコロ 柴犬のメス 8年目

赤い首輪に繋がった リードの長さ3メートル

ステンレスの餌の皿 プラスティックの水の桶

赤い屋根の犬小屋と ラクダ色の薄い毛布

1日2回だけの食事 1日1回のお散歩

1回の食事が30秒 1回の散歩が15分

残りの23時間44分 半径3メートルの世界で

特に何もなく過ぎていく 毎日毎日過ぎていく

救急車に遠吠え 怒られて

消防車に遠吠え 怒られて

雨が降ったら 散歩に行かず

小屋を出て 玄関を見て びしょびしょになる

待って 待って 待って

諦めて 犬小屋に入る

去勢されて 繋がれて

一体なんのために生きているの

コロの一生には どんな意味があるの

コロの命には なんの意味があるの

考えたら悲しくて 考えたら寂しくて

私はこっそり コロに聞いてみたよ

コロはどうして生きているの?

コロはこっそり 私に答えたよ

お前自身がその問いに 答えを用意できるなら

きっと私も 答えてやれるよ