『かなり』

干支に入れてよ猫

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新キャラ登場に焦る私 敵勢力は着々と増幅中

どうも、坂津です。

世間様は3連休ですってね。

それはよろしゅうございますね。

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休みたい・・・

 

 

先週、先々週は日曜日がきちんとお休みでしたので、爽やかな運動と楽しいクッキングを繰り広げることができました。

 

でも今週は違います。

 

なんだよ敬老の日って!

なんだよ秋分の日って!

 

ご年配の方々?日頃から敬ってるよ!

この日から秋?まだ暑いだろ普通に!

 

来週は変則的な休日のお陰で平日が火曜水曜金曜の3日しかありません。

こういうときは受注や納品のスケジュールが詰まって大変なことになるのです。

 

てゆーかお客様!前もって分かってる休みなんだからご注文を前倒すくらいのお気遣いをしてくださってもよろしーんじゃないでしょーか!?

 

と愚痴ったところで仕事が片付くわけでもないですしね。

 

やりますよやりゃいいんでしょう。

 

 

こんな気分で出勤してきたら、おや誰か先に事務所に居るようです。

基本的には私より先に出勤する人など居ないはずですが。

 

ん?アレは・・・

 

やばい。

帰りたい・・・

 

「あ、オハヨーゴザイマス坂津さん!」

「・・・ああ、おはよう桐谷さん(気付かれた・・・)」

 

逃げちゃいたい逃げちゃいたい逃げちゃいたい逃げちゃいたい・・・

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桐谷「なんで逃げたそうなんですか(笑)」

坂津「そ、そんなコトないよ早いねどうしたの?」

(なぜいつもこんなに鋭いのか・・・)

桐谷「昨日片付けられなかった仕事をやっつけようと思いまして」

坂津「そうか、偉いね」

桐谷「(スっ・・・)」

坂津「?」

桐谷「褒めるなら 声掛けよりも 甘い物」

坂津「なんで一句詠むんだよもう。はい(バームクーヘン)」

桐谷「やたー!」

 

よし、これでしばらく距離を確保できるぞ。

私は自分の席に座り、早速はてなブログを開きます。

 

あなたへのお知らせって20件じゃ足りないよな・・・」

「そんなに頻繁にチェックできないですもんね」

「くぁwせdrftgyふじkッ!!!!???」

 

背後から現れたのは本間さんでした。

右手を差し出しながら。

私は心臓の高鳴り(もちろん驚愕と恐怖で)を鎮めるよう努めながら、差し出された手のひらにバームクーヘンをそっと置きます。

 

「やたー!」

 

以前にも書いたことがありますが、私の背後に隙間なんか無いはずなのに・・・。

絶対に本間さんは忍びの者です。

今日は朝から精神的ダメージが大きいので早く帰ろう。

日中にしっかりテキパキ仕事を片付けてしまおう。

 

「じゃあお手伝いしますよ、課長」

「ッッッ!!!?だ、誰だ貴様!?」

 

振り返るとそこに居たのは加納くんでした。

 

加納「誰だってひどいですね。今日は早く帰りたいんでしょ?お手伝いしますよ」

坂津「か、加納くん、なんでそんなところに?」

加納「本間さんが面白いもの見せてあげるって言うので」

坂津「ちょ、え?え?」

加納「あ、ご心配なさらず。課長のブログは以前から知ってましたので本間さんは無罪です」

坂津「ッ?ど、どゆこと?」

加納「課長、出張中によく僕に事務処理を指示くださるじゃないですか」

坂津「ああ、助かってるけど、それが?」

加納「ブラウザ立ちあげっぱなしは良くないですよ。セキュリティ的にも」

坂津「あああああ・・・(私の馬鹿野郎!)」

加納「気付いたのが僕だったので良かったですけどね」

 

加納君は新人ながら素晴らしい人材なのです。

沈着冷静、頭脳明晰、できることなら側近として置いておきたい感じの子です。

 

坂津「そりゃ失敗したな。気を付けてたつもりだったんだけどね」

加納「というわけで(スっ・・・)」

坂津「えええ?」

 

どうやらこのブログに気付いた人は私からお菓子が貰えるという仕組みになってしまっているようです。

どうせ桐谷さんか本間さんが流した情報でしょうが。

しかし加納くん、君は違うと思っていたのに!

ブルータスだったのか君も!

 

右手を差し出してくる加納くんにバームクーヘンを渡しながら、今日から3倍だなと覚悟を決めた私でした。