『かなり』

干支に入れてよ猫

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小学4年生くらいからおよそ30年、自分があまり変化していないなと思い知らされる

どうも、坂津です。

牛乳が絞られて店頭に並ぶまでの過程で、まず絞ったままの状態を原乳(げんにゅう)と呼び、ろ過などで不純物が取り除かれたものが生乳(せいにゅう)、乳業会社で殺菌などの加工がされて牛乳(ぎゅうにゅう)と呼ばれます。

という文章の中に入っていれば間違いなく読めるんですが、ごく短い文章や、その言葉単体だとついついエロい解釈をしてしまう。

「生乳(なまちち)!?ああ、なんだ生乳(せいにゅう)か・・・」

他にもノートパソコンを略した「ノーパソ」や、無商標の商品を表す「ノーブランド商品」なんかも、ついつい二度見してしまいます。

共感する人、いらっしゃいますかねぇ。

 

 

 

 

自分のプロフィールを書くときに、ちょっと困るのが「好きな食べ物」という項目です。

嫌いな食べ物ならすぐに思い浮かぶのですが、好きな食べ物となると急に難しく考えてしまいます。

毎度毎度これで悩むのも馬鹿らしいので、私はこの項目には「カツカレー」と書くことに決めています。

 

しかし、本当はそんなに大好きというわけでもありません。

 

「今ハマっている食べ物」ならすぐに回答できるのですが、「好きな食べ物」と問われた場合には恐らくある程度の摂食実績と、今後も変わらず好んで食べるであろう見込みを前提とした回答が求められているのではないかと考えてしまいます。

 

これがなかなか難しい。

 

ちょっと本気で自分の好きな食べ物について掘り下げて考えた結果、以下のメニューがリストアップされました。

・カツカレー

・チャーハン

・天丼

冷やし中華

・ぶっかけうどん(讃岐 冷)

・ポトフ

・おでん

・パニーニ

・から揚げ(鶏肉)

・カマンベールチーズ

これらのメニューは全て1位タイとして私の中に在ります。

外部環境(気温、財布の残高、直近食べたもの、一緒に食べる人など)でしか優劣が付けられない精鋭たちです。

 

しかし逆に言えば、外部環境によって選択されないという弱さを持っていると言えるのではないでしょうか。

 

本当に好きな食べ物というのは、暑かろうが寒かろうが食べる。

例えお金が無くてもどうにかして食べる。

毎日でも食べる。

誰と居ても関係なく食べる。

そういうものではないでしょうか。

 

この時点で、上記のリストは私の好きな食べ物から外れてしまうんです。

 

もっともっと深く掘り下げて、私は私の内に問いかけました。

 

そしてようやく、今後変わることが無いであろう結論に達しました。

 

 

これからの私のプロフィールに書かれる「好きな食べ物」

 

 

 

ラムネ。

表面がツルっとしたやつじゃなくて、粉っぽい大きめのやつ。

あとグミ。

熊とかコーラの瓶の形をした固いやつ。

『子子孫孫』

むかしむかしあるところに、それはそれは美しく豊かな自然にあふれた土地があった。

 

そこに居る者たちは皆助け合い、仲良く暮らしていた。

 

ある日その土地に、どこからか侵入してきた者たちによって、略奪が始まった。

 

侵入者達はその土地を奪い、先に居た者達を虐殺し、森を焼き払い、文化を蹂躙し、全てを破壊した。

 

侵入者達はその土地で暮らし、やがて繁栄していった。

 

侵入者の子孫は土地を広げ、邪魔する者は殺し、湖を削り、川をせき止め、海を埋めたてた。

 

子孫の子孫は技術を磨き、兵器を作り、戦争をし、また土地を奪った。

 

子孫の子孫の子孫は土地に境界線を引き、自分の領土を主張し、これを侵す者を攻撃し、また領土を広げる為に侵略を繰り返した。

 

子孫の子孫の子孫の子孫はやがて表面的な平和を築き上げ、便利な暮らしを求め、科学を発達させた。

 

子孫の子孫の子孫の子孫の子孫は更なる科学技術の進歩を求め、やがて携帯電話やパソコンが普及するようになった。

 

子孫の子孫の子孫の子孫の子孫の子孫の・・・・は、その携帯電話やパソコンを使って、この文章を読んでいる。