『かなり』

干支に入れてよ猫

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パンダ県

どうも、坂津です。

9月3日~6日まで、和歌山県に出張してました。

空き時間に歩き回った徒歩紀行はまた別途まとめるとして、その前にすごく気になることがありまして。

 

「和歌山、パンダ推しすごくね?」です。

 

【和歌山 パンダ】で検索すると【アドベンチャーワールド】が出てきます。

なるほどそーゆーことかとすぐに納得できるのですが、それにしても『県外に対するアピールが弱い』と感じてしまうのは私だけでしょうか。

和歌山入りして初めて、なんかパンダが多いな~と思って検索したんですよ私。

上野動物園の方がやんやと騒がれてますけど、実は和歌山では次々と繁殖成功してるんですってよ?

本場の中国からも「え?マジで?和歌山すごくね?」って言われてるんですって?

それも、検索して初めて知ったんですけどね。

 

和歌山がどんくらいパンダまみれなのかご覧ください。

 

 

和歌山駅構内に置いてあった、マラソン参加を呼び掛けるチラシ。

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駅のすぐ横にある壁のアートも。

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駅の目の前にあるミスドの横幕にも。

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ちょっと歩いた先にある居酒屋さんの看板にも。

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公園にも。

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宿泊先付近の飲食店も。

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ホテルのフロアマットも。

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ドラ焼きと煎餅も。

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うまい棒も。

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真田の赤備えも。

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すごいパンダ推しでしょ?

もう香川の『うどん県』みたいに、『パンダ県』って言っちゃえば良いのに。

知らなくていい常識と知っておかねばならない常識

どうも、坂津です。

人はそれぞれ自分の中に『当たり前』を持っています。

しかし多くの人がその『自分の当たり前』に対して『万人に共通だ』という錯覚に囚われています。

他の人からすれば「お前の思う“当たり前”が万国共通だと思うなよ」なのです。

 

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上司「坂津、ちょっとメールが送れないから見てほしいんだけど」

坂津「はいはい。どんな感じですか?」

上司「何か英語のメールが返ってくるんだ」

坂津「ああ、それアドレス間違ってませんか?」

上司「そんな間違いするわけないだろ!ちゃんと確かめたわい!」

坂津「それは失礼しました。ではちょっと拝見」

上司「うむ」

坂津「・・・あの・・・。ひとつよろしいですか?」

上司「なにかね

坂津「この、添付ファイルはどういうことでしょうか?」

上司「ん?写真を添付しただけだが?」

坂津「添付ファイルが20Mbとか有り得ないんスけど」

上司「そんなこと誰にも言われたことない!」

坂津「じゃあたった今私が言うから耳の穴かっぽじって聞けください」

上司「聞こうか」

坂津「添付ファイルは2Mbより小さくしてください」

上司「なんで?」

坂津「結婚式に出席して引き出物が重量20Kgとかだったら有難迷惑でしょ?」

上司「確かに・・・」

坂津「でもカタログギフトで貰っといて、後から家に届くんだったら別に良いでしょ?」

上司「そうだな」

坂津「今は外部ストレージサービスも充実してますんで、それを使いましょう」

上司「優しく教えてね」

 

私「えぇ!?ケチャップも糖質高いの!?」

妻「当たり前でしょ!」

私「えぇ!?レンコンも糖質高いの!?」

妻「当たり前でしょう!」

私「えええ!?トマトも糖質高いの!?」

妻「当たり前でしょう!」

私「そもそも食べ物の糖質なんて記憶してる人の方が当たり前じゃないと思うよ?」

妻「そ、そうかね?」

私「うん。全然当たり前じゃない。逆にすごい」

妻「もっと褒めて良いのよ!」

私「なので今後ともダイエットのサポートよろしく」

 

坂津「夏と冬はすごく忙しいんだよ」

新人「なんでですか?」

坂津「は?コミケがあるからに決まってるだろ?」

新人「・・・コミ・・・ケ・・・?」

坂津「コミックマーケットだよ!毎年夏と冬にビッグサイトで開催されてるだろ!?」

新人「いや、知らないです」

坂津「マジか・・・」

加納「課長、どうしたんですか?」

坂津「新人ちゃんたちが、コミケ知らないって・・・」

加納「そりゃそうでしょう」

坂津「そいういうモンなの?」

加納「ネームバリューはありますけど、結局はオタクたちの祭典ですからね」

坂津「反論の余地無し」

加納「非オタクには理解し難いイベントです」

坂津「非オタク?そんな人この日本中でどこに居るの?」

加納「まずその考えを是正すべきですね」

 

同僚「ビジネスホテルに泊まったらペイチャンネルだろうがよ!」

坂津「知らねぇよ!」

 

先輩「弁当に盛るご飯の量は一発で決めるべし!」

坂津「知らねぇよ!」

 

国「この制度を使うと還付金があります」

私「え・・・知らなかった・・・」

国「これやると違法です」

私「マジかやべぇ」

国「その制度はルールが改定されました」

私「えっ、いつ?」

国「ちゃんと市役所などでも広報してますよ」

私「市役所なんて年に1回行くか行かないかだけど・・・」

国「ホームページでも広報してますよ」

私「市のページなんて見ないけど・・・」

国「こちらとしては、発信はしていますので」

私「遺憾である」

謎の先輩

どうも、坂津です。

アルバイトも含めると、私はかなり多種多様な職に就いています。

 

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一番古いのから順に並べるとこんな感じ。

 

◆高校生

公文式の先生バイト(対小中学生)

◆大学生

・コンビニバイト

・コンビニのお弁当製造厨房バイト

・酒屋バイト

・DM発送業者バイト

・内職の配送集荷バイト

・印刷工場バイト

・ドラッグストアバイト

◆社会人

ドラッグストア店員

ソフトウェア営業

パチプロ

中間管理社畜 ← 今ココ

 

それぞれで、それなりに『うわコイツやべぇ』というお客さんが居ました。

どんな業界、業種、職種であっても、珍客に関する話題は尽きませんよね。

ただ、今回私が書き残したいのはお客さんではなく『身内』です。

つまり『一緒に働く仲間』ってことです。

↑でも書いたことありますが、変な人ってのはお客さんだけじゃなく、同じ従業員仲間にも潜んでいるものなのです。

 

コンビニバイトのときの変な先輩

 

私はポプラというコンビニでバイトをしていた時期があります。

知らない方も多いかも知れません。

全国区では無いですからね。

一都二府十九県にしか店舗はありません。

そんなポプラの特徴は『お弁当のごはんは、お店で炊いたやつをしゃもじで入れる』です。

ポプラでは、お弁当容器にはおかずしか入っておらず、それを購入すると、レンジアップして温められたおかずの横スペースに、店員が大きな炊飯ジャーからご飯をサーブします。

つまり、コンビニ店員なのに業務として『米を炊く』という作業があるのです。

そんなポプラ時代のお話です。

 

坂津「初めまして。今日からここで働かせていただきます、坂津と申します」

先輩「お前に俺のすべてを叩き込んでやろう」

坂津「・・・はい?」

先輩「俺、明後日で辞めるから」

坂津「あ、うん」

先輩「俺はこの店で最も長いキャリアを持つベテランだが、一身上の都合で辞めることになったのだ」

坂津「学校卒業して地元に帰るからですよね?」

先輩「一身上の都合だ!」

坂津「あ、はい」

先輩「俺がこの店の歴史を作ってきたと言っても過言では無い」

坂津「初対面で申し訳ねぇスけど過言だわそれ」

先輩「だがそんな俺もここを去らねばならない」

坂津「構わんよ」

先輩「そこで、俺のすべてをお前に託そうと思う」

坂津「お断りだ」

 

どうやら私は、この先輩が辞めることによる補充要因として採用されたらしいのです。

しかし一目見た瞬間から『うわぁコイツやべぇ』というオーラを壮絶に放っていたこの先輩。

極力関わりたくない感じでした。

 

先輩「まずこの職場で最も重要なのは、如何に一発で規定量のごはんで容器を満たすか、ということだ」

坂津「少なかったら足して、多かったら減らせば良いんでしょ?」

先輩「馬鹿もの!お客様を待たせないためには一発でキメなきゃだめなの!」

坂津「はぁ、そですか」

先輩「ここに計量器があるから、ほら、やってみろ」

坂津「えっと・・・おかずを乗せて、ゼロにして、ご飯を入れて・・・」

先輩「なかなか手際が良いな。しかしこの計量が難所だぞ!」

坂津「こんくらいかな。よいしょ」

先輩「ッ!!!・・・よ、よし、ご、合格だ」

坂津「あれ、12g多いですけど、良いんですか?」

先輩「50g過分までは誤差の範囲内として許容される・・・」

坂津「そっか。あー良かった」

先輩「まぁビギナーズラックという言葉もあるしな!もう一回やってみろ!」

坂津「あ、はい。これでどスか?」

先輩「ふおおおおお!」

坂津「うるせぇ」

先輩「もうお前に教えることは何も無いぃぃぃー!!」

坂津「まだ何も教わってねぇよ」

 

私はこの先輩の前で2回ご飯を容器に盛っただけなのです。

それだけで免許皆伝を貰ってしまいました。

そして、この先輩、本当はあと2日シフトに入っていたのですが、どういうわけか翌日から来なくなってしまいました。

しかもこのお店は『給料手渡し制』です。

突然来なくなった先輩は、最後のひと月分の給料を受け取ることもなく音信不通になってしまいました。

 

店長「ねぇ坂津君、先輩のこと知らない?」

坂津「何も知りませんねぇ」

店長「急に来なくなるなんてねぇ。何も聞いてない?」

坂津「なんで私が何か知ってるとか聞いてるとか思うんです?私が一番バイト歴も浅いし先輩との接点も少ないのに」

店長「ん~。彼のロッカーにね、こんな走り書きのメモがあったんだよ」

新人の坂津とか言うやつ。

あいつさえ居ればこの店は安泰だ。

店長よ、奴を逃がすな。

どんな手段を使ってでも社員にしてしまえ。

俺の代わりにな。

坂津「ッ(゜Д ゜;)!!!!]」

店長「坂津くん、本当に何も知らない?」

坂津「本当に何も知らないし知りたくもないです勘弁してください」

店長「そっか。とりあえず坂津くん、就職は決まってるの?」

坂津「コンビニ店員じゃないことだけは決まりました。たった今」

 

先輩。

彼の身に何が起こったのか、あのメモの真意は何なのか、いまだに謎のままです。

ちなみに私はこのポプラを半年ほどで辞めました。

閉店が決まったからです。

店長はポプラを辞めて、セブンイレブンを始めました。